新音譜追加目錄. 大正2年4月賣出 日本蓄音器商会 1913年国立国会図書館デジタルコレクション噫天界の兩勇士 彌生の空晴れて氣澄みたり。此所は沃野千里に連なる武蔵野の原頭所澤の一角、仰げば碧空に渺と
新音譜追加目錄. 大正2年4月賣出 日本蓄音器商会 1913年国立国会図書館デジタルコレクション噫天界の兩勇士 彌生の空晴れて氣澄みたり。此所は沃野千里に連なる武蔵野の原頭所澤の一角、仰げば碧空に渺として飛燕の如く翔け來たるは、木村德田兩中尉の操縦せるブレリオ式飛行機なりとす。忽如として起る一陣の魔風に機は敢へなくも左翼を折られて一千尺の高空より急轉直下、哀れ兩中尉は其職に殉したり。嗚呼、此悲愴なる最後は萬世に傳へて以て士氣を鼓舞すべし、今や東家樂燕沈痛なる聲調を以て之を謡ふや、兩勇士が當時の俤をして眼前に髣髴たらしむ。噫兩中尉 桃中軒雲太夫改め東家樂燕 演 三八 語るも聞くも涙の種ヨリ三九 武夫は玉も黄金も何かせんヨリ四〇 是は夢かや夢ならばヨリ四一 燒野の雉子夜の鶴ヨリ天使印 兩面盤 正價金貳圓也木村德田兩中尉葬列の光景※参照:航空歴史館 エッセイ 我が国初の空の犠牲者・徳田金一中尉について 山口県航空史研究会 古谷眞之助 -- source link
#rōkyoku#naniwabushi