しみじみ思いに耽る「編み線香花火」がある風景線香花火を一本手に取り火を付けるシュゥーと煙と炎が吹き出すジリジリ チリチリ と火の蕾が牡丹となりジカジカパッパ パッパッパッパ次第に激しく大きくなる火花二
しみじみ思いに耽る「編み線香花火」がある風景線香花火を一本手に取り火を付けるシュゥーと煙と炎が吹き出すジリジリ チリチリ と火の蕾が牡丹となりジカジカパッパ パッパッパッパ次第に激しく大きくなる火花二重三重に枝を重ねる松葉のようシュッシュウ シュッシュウしとやかに下降する火花は柳の枝葉のようにチー チチチリ チリ チチチ 細く小さな火花が幾重にも散り菊のように火の玉が落ちないように手首を支えつつ第4変形までしみじみ味わう夕暮れのひととき蚊よけも忘れずにおしまい。第36回 編み師のあみつぶし文章・写真・203gow季刊誌「毛糸だま」夏号 2020 No,187http://www.tezukuritown.com/keitodama/あみつぶし・編みのある風景 全作品掲載https://203gow.weebly.com/amitubushi.html -- source link
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