台湾の「dpi設計插畫誌」vol.249に作品とインタビューを8ページに渡り掲載していただきました。テキストでの質問に回答する形のインタビューです。掲載されているテキストは中国語ですがやりとりは英語で
台湾の「dpi設計插畫誌」vol.249に作品とインタビューを8ページに渡り掲載していただきました。テキストでの質問に回答する形のインタビューです。掲載されているテキストは中国語ですがやりとりは英語でした。インタビューの一部を紹介します。Q2: Among your works, the facial expression of a person is not so clear but also keeps a sense of mystery to let viewers imagine the story behind the scene. What’s the concept behind this and what inspires you to create this kind of feature?A2:I myself am attracted to pictures in which the expressions of people are vaguely and photographs in which they are blurred.I am particularly influenced by the expression of the woman in Edvard Munch’s “Summer Night.The Voice” and the expression of the woman through the frosted glass in Saul Leiter’s photographs. In my case, my motivation for painting is to project my longing. I guess that’s why I admire people (especially women) who create a mysterious mood. It’s not that I want to be the person I admire, but that I want to watch the actions of the person I admire as a spectator.Q2: 作品の中で、人物の表情はあまりはっきりしていないものの、その背景にあるストーリーを想像させるようなミステリー性を持たせています。その背景にはどのようなコンセプトがあるのでしょうか、また、何がきっかけでこのような作品を作るようになったのでしょうか?A2:私自身が表情のはっきりしないタッチの絵やピントのぼやけた写真に惹かれます。特にはっきり影響を受けているのはムンクの「声」という作品の女性の表情、ソールライターの写真のすりガラス越しの女性の表情です。絵を描く動機は私の場合憧れの投影だと思っています。ですから謎めいたムードを醸し出すような人物(とりわけ女性)に憧れがあるのでしょうね。憧れの人物になりたいのではなく、憧れの人物の行いを観客として眺めていたいという感じです。Q4: Which artists or the artist period influences your style the most? How does your style have been developed? What’s the philosophy of your art world?A4:Munch, Vallotton, Balthus, and the Impressionists. When I studied them in school, they were not so important, but when I started studying illustration again as an adult, I realized that their works are important to me. Of course, I’ve also been influenced by many other things I’ve seen in illustration, graphic design, photography, film, animation, comics, and so on.I’ve always drawn in an analog way. The constraints and contingencies of materials have changed my painting style.I also want to paint pictures that are a mixture of contradictory meanings, such as warm and cold, hard and soft, bright and dark, etc. I am always searching for the best way to express myself.Q4:あなたのスタイルに最も影響を与えている作家や時代を教えてください。また、あなたのスタイルはどのように発展してきましたか?また、あなたのアートの世界の哲学は何ですか?A4:ムンク、ヴァロットン、バルテュス、印象派です。学生時代に勉強したときはそれほど重要ではなかったのですが、社会人になってから改めてイラストレーションの勉強を始めて、彼らの作品が私にとって重要だと気付きました。もちろんそれ以外にもイラストレーション、グラフィックデザイン、写真、映画、アニメーション、漫画など‥これまで見てきた様々なものから影響を受けています。私はずっとアナログな方法で絵を描いています。画材による制約や偶発性から自分の絵のスタイルが変わっていきました。また、暖かいのに冷たい、硬いのに柔らかい、明るいのに暗い、、、といった語義矛盾が混在する絵が描きたくて、ずっとベストな表現を探っています。・以上、インタビューの一部でした。どこかで見かけた際にはお手に取って見ていただけると嬉しいです。ありがとうございました! -- source link
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