Jは、今年の2月28日に、初めて庭で見かけた野良猫です。 一旦暖かくなって、少し庭の始末をしようかと思い久々に外に居たのですが、そこへ縁の下からひょこっと顔をのぞかせました。 白い体に、水色の眼。 明
Jは、今年の2月28日に、初めて庭で見かけた野良猫です。 一旦暖かくなって、少し庭の始末をしようかと思い久々に外に居たのですが、そこへ縁の下からひょこっと顔をのぞかせました。 白い体に、水色の眼。 明治築の古民家に引っ越して8か月、もう少し落ち着いたら猫が飼いたいな、と思っていた、まさにそんな頃でした。 「ここここ、これは、天のお引き合わせではっ!!?」と、私が思ったのは言うまでもありません。そこで私は、飼う前提で、餌付してみようかと思いました。まず、あの子は野良なのか。そこから確かめなくてはいけません。とりあえず、お節料理に使って残っていた 小さなゴマメがちょうど無食塩だったので、3匹ほど、顔を出した縁の下の辺りに置いておきました。カラスが来てはいけませんから、近くにあったプランターと長靴で不自然でない影を作ります。 3日間、毎日ゴマメはなくなりました。そこで、今度はゴマメをしっかり握ったり撫でたりして、私のにおいをつけるようにして置いてみました。今度は5匹ほど。 3日間、またゴマメはペロリと消えて行きます。 餌付けには、とりあえず成功した…ようです。そして私はそこに、専用のお皿を置きました。それから約5週間。 毎日欠かさず、朝夕ごはんを食べにきます。 食べ物はとうに、キャットフードになりました。なついたような、なつかないような。ご覧の通り、首輪はしていません。 生活スタイルや素行を見るに、野良だと確信しました。 3月の間、彼の夜の寝床がどこにあるか、私は全く掴めませんでしたが、暖かくなったからか、それとも何かあったからか、 彼の本拠地が、とうとう我が家の庭になりました。 金、土、日、月、彼は毎晩餌場の脇の”巣”で眠っています。 早朝出かけて、朝ごはんを食べてまた寝て。 本格的に住み着いた彼を、私はJと呼ぶことにしました。いつまで居てくれるのかわかりませんし、果たして今後内飼いできるようになるかは分かりませんが、だからこそ、つらつら残してみたいと思った次第です。 -- source link
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