k-nakama: アントニン・レーモンドは、 チェコ人の建築家で、 元々は、帝国ホテル建設のため、 フランク・ロイド・ライトの助手として来日しました。 . しかし、 トラブル続きの現場に嫌気がさし
k-nakama: アントニン・レーモンドは、 チェコ人の建築家で、 元々は、帝国ホテル建設のため、 フランク・ロイド・ライトの助手として来日しました。 . しかし、 トラブル続きの現場に嫌気がさし、 ホテルの完成をまたずに、 ライトと袂を分かち、独立します。 . そして、 その生涯のほとんどを、主に日本で活動します。 . レーモンドは当初、 超個性派ライトの、 強烈な影響に苦しむことになります。 . 「日本における実務の当初は非常に困難であった。 内心では反抗していたにもかかわらず、 ライトの強い個性がどれほど私の考えを支配しているか、 私自身認識していなかった。 懸命に努力しようとも、 ライト調から逃げ出すことができず」…。 . その後、 当時ヨーロッパで興っていた、 最先端の近代建築に接近することによって、 ライトの引力圏からついに脱出し、 世界的にも、 当時のトップランナーと言ってもいいような作品を、 中心からは遠く離れていた、東洋の果て日本で、 生み出していくことになります。 . そんなレーモンド設計によって、 1926年(昭和1年)に完成したという、 エリスマン邸。 . 水平を強調した、その姿。 深く張り出した軒。 . ライトの影響下で藻掻く、 レーモンド初期の、貴重な建築です。 . http://knakama.seesaa.net/article/414705394.html . -- source link
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