あけましておめでとうございます───────────────────────────────────────────────────────────────仕事柄、年末が忙しい立場だが母のおかげで毎年
あけましておめでとうございます───────────────────────────────────────────────────────────────仕事柄、年末が忙しい立場だが母のおかげで毎年おせちにありついている。乳がん治療の後遺症で体がだるく、あまり頑張れなかったという今年のおせち便。ふたを開いたらきっちりこしらえてあって流石としか言いようがない。これを重箱に詰める。金粉は軽くて飛びやすいので呼吸を止めながらそっと黒豆の上に落とす。さすがこの道10年の金粉おせち職人だ。黒豆の上に無事軟着陸させると今年のおせちが完成した。この年末、父の食道がんの再発が判明したりと両親ともども年齢なりに色々ガタが出てきている。自分が作ったおせちを両親に届けるという図も頭に浮かびやすくなってきた。この他力本願おせちを味わえるのもあと数年かもしれないと思うと、余計にありがたい味わいがした。 -- source link