捨て身のそぼろ______________________ 三枚おろしが下手な状態に甘んじているのは他でもない。下手でもそれほど問題無いからだ。骨に身がたくさんついていても有効活用の手立ては山ほどある
捨て身のそぼろ______________________ 三枚おろしが下手な状態に甘んじているのは他でもない。下手でもそれほど問題無いからだ。骨に身がたくさんついていても有効活用の手立ては山ほどある。むしろスペアリブと定義すれば夢はおっぴろがるばかりだ。今回の三枚おろしでも相当やらかしたが、鯛の場合むしろ好都合だ。出汁として和食全般何にでも使えるしそのままダイレクトに潮汁でもいい。そして骨を引き上げたら骨から身を外す。ちまちまと面倒な作業だが達成感がある。こつこつやればいつのまに大きな実りとなることが実感できるはずだ。貯金もこのように出来れば良いのだが・・・まぁいい。とにかく40センチほどの鯛だと(自分の場合)結構な量の身が出る。もともと飲食店だと捨てるようなものだから「捨て身」とでも呼ぼうか。これをフライパンでよく炒れば「鯛そぼろ」ができる。味付けは好みだが、薄口醤油で色を薄く仕上げるのが気分だ。これを白飯にかけて食べる。もともと捨て身のうえ、出汁までとったのに未だめちゃくちゃ旨味が残っていているのが怖い。こりゃ古来からリスペクトされる訳だと深く納得する。畏怖の念を抱きながら二杯目の白飯をかっ込んだ。余談ですが、魚って強面の魚の方が美味しいような気がするのは気のせいでしょうか。 -- source link