kimono:ケボカイの神事を行う角館町雲沢・鈴木助四郎シカリ(昭和29年秋) 熊をし止めると大きな声で「ショウブ」と合図する。さらにムカイマッテが「ショウブ、ショウブ」と全員に合図する。その合図
kimono: ケボカイの神事を行う角館町雲沢・鈴木助四郎シカリ(昭和29年秋) 熊をし止めると大きな声で「ショウブ」と合図する。さらにムカイマッテが「ショウブ、ショウブ」と全員に合図する。その合図を聞くと、全員が獲物の場所に集まり「お手柄おめでとう」とお互いにあいさつする。鉄砲の弾の残りをはずし、全部山の方に向けてたて、ケボカイの神事に入る。 ケボカイは、獲物の皮を剥ぐ大事な神事。熊の頭を北に向け、あおむけにする。シカリが塩をふり、口字を切る。山神さまに感謝し、次の獲物を授けてくださいという唱え言葉を三度唱える。皮を剥ぎ終わると、剥いだ皮を手に取り、反対にしてかぶせる。小枝で熊の尻の方から頭に向かって三度なでて、唱え言葉を七回、三回と唱え、最後に「コレヨリノチノヨニウマレテ ヨイオトキケ」と唱える。これらの唱え言葉は、タタリを防ぎ、熊を成仏させるために引導をわたすものであるとされている -- source link