婦人画報web版で展覧会の紹介をしていただいています。 www.fujingaho.jp/culture/gallery/a37653721/kurotaniwashisakka-ha
婦人画報web版で展覧会の紹介をしていただいています。 https://www.fujingaho.jp/culture/gallery/a37653721/kurotaniwashisakka-hatanowataru-2021exhibition/ 手漉き和紙で表現する闇の黒と白。京都・黒谷和紙作家 ハタノワタル個展「とまる」 東京・代官山ヒルサイドテラスgallery ON THE HILLにて、2021 年10 月8 日から17 日まで開催。 京都・黒谷和紙作家 ハタノワタル 個展「とまる」 自然とつながった暮らしから生まれる「積み重なったもの」の美 京都府北部、綾部市にある黒谷の山里で、平家の時代から800年以上受け継がれてきた「黒谷和紙」。東京の美大で絵画を学んだハタノワタルさんは、卒業間近にこの和紙と出合い、山深いこの地に移住して「日本一強い和紙」を漉き続けて20年余という和紙作家です。自ら漉いた和紙で作品を作り始めたのは、約10年ほど前。手掛けた小箱や文具は静かなヒット商品となり、現在は、平面作品の制作から空間のデザイン施工をも行う気鋭の作家として、新たな和紙の可能性を追求しています。 代表作である「積み重なったもの」シリーズは、和紙、土、顔料などが幾層にも重ねられ、長い年月をかけて積み重なってきたものの美しさを表現しています。また、数多く手がける無彩色な作品についてハタノさんはこう語ります。 「黒は無意識や想像力を導くような、とても深い色です。闇を見たら怖いと感じるし、そのような恐怖から出てくる創造性があると思います。妖怪を想像したりアイデアが浮かんだり、夜になれば見えてくるもの。そのようなものを黒で表現しています。白は窓の外を見るような、開放していける色。白骨化していく、古びていく、白茶ける、といった風合いを意味した白だと思っています。黒も白も想像のきっかけになれるものを作っていきたいです」 本展覧会のテーマは『とまる 』 。自分の時間を一度止めて、立ち止まって考えてみようという作家の想いが込められています。黒い空間の闇を演出した会場を訪れれば、慌ただしい日常の時間から自分と向き合える場に導かれ、自分自身の無意識や想像力に出合える。そんな展覧会になることを目指しています。 ■「とまる」黒谷和紙作家 ハタノワタル展 会期:2021 年10月8日(金)~10月17日(日)11時~19時(最終日は17時まで) 作家在廊日:10月8日(金)、9日(土) 会場:gallery ON THE HILL(代官山ヒルサイドテラス内) 代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF 棟1F 会期中無休・入場無料 主催:一般社団法人オンザヒル 協力:ヒルサイドテラス 照明:ニューライトポタリー 写真:岡野圭 展示販売作品:平面作品、家具、小箱、和紙 ※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、予定が変更になる可能性がございます。最新情報はgallery ON THE HILLでご確認ください。 ■オンライントークイベント「とまる―立ち止まって考える」 黒谷和紙作家のハタノワタルさんと、ゲストにデザイナーの皆川明さんをお迎えし、テーマ「とまるー立ち止まって考える」について語ります。モデレーターを建築家の榊田倫之さんが務めます。 日時:2021 年10月9日(土)16時 ~ 17時半 参加費:無料 出演:ハタノワタル(黒谷和紙作家)、皆川明(デザイナー) モデレーター:榊田倫之(建築家) オンライン配信についてはギャラリーのウェブサイトをご確認ください。 ※YouTube チャンネルから配信予定 ※ 予約なしでどなたでもご覧いただけます 和紙作家ハタノワタル 〇プロフィール 1971年淡路島生まれ。多摩美術大学絵画科にて油画を専攻したのち、和紙と運命的に出合い、京都北部の地場産業、黒谷和紙の研修生となる。00年に黒谷和紙漉き師として独立、紙漉きという工芸のフィールドを中心に活動する傍ら、和紙を使った空間をデザイン、施工も多数手掛ける。展覧会は国内外で多数開催され、和紙の魅力を伝える一方、アート活動も並行して行う。現在、大阪南船場にてハタノのアートに特化したhatanowataru gallery を準備中。 hatanowataru公式サイト hatanowataru instagram ■オンライントークイベント登壇者 みながわあきら〇プロフィール minä perhonen(ミナペルホネン)デザイナー。1995 年にブランドを設立、オリジナルテキスタイルによるファッション、インテリアの製作を手掛けている。産地との協業、共存を土台としたものづくりはサステナブルの観点から語られることも多い。 さかきだともゆき〇プロフィール 株式会社 新素材研究所所長、美術家・杉本博司のパートナーアーキテクト。京都芸術大学非常勤講師。仕事に、小田原文化財団江之浦測候所(2017)、清春芸術村ゲストハウス和心(2019)等。 #galleryonthehill #ヒルサイドテラス #ハタノワタル https://www.instagram.com/p/CUWUPwBF3Ro/?utm_medium=tumblr -- source link
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