柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」 2022/01/02鑑賞会期:2021年10月26日(火)~2022年2月13日(日)※会期中一部展示替えあり開館時間:10:00-17:00(金・土曜は10
柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」 2022/01/02鑑賞会期:2021年10月26日(火)~2022年2月13日(日)※会期中一部展示替えあり開館時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで休館日:月曜日[ただし1月10日は開館]、年末年始(12月28日(火)~1月1日(土))、1月11日(火)会場:東京国立近代美術館「民藝」にきちんと向き合ったのは、これが初めてだ。民藝とは「民衆が日常に使う工藝品である。民家、民具、民画を総称。」なのだそう。「ローカルであり、モダンである」というパワーワードに惹かれ、とりあえず鑑賞しに行ってきたが、思いのほかよかったのだ。改めて気がついたのだが、民藝は工芸品であるので、「○○織り」のような布もの、例えばこぎんさしのような刺繍、木工・染色・金工なども入る。展示数は少なかったが、籠や箒など使い勝手の良さは勿論のこと、デザインにも美意識が感じられる手仕事から生まれるものは、全て「民藝」カテゴリでいいのではないかと思う。民藝という造語が生まれる少し前(成り立ち)~現代のものづくりまで、昔懐かしが素晴らしいのではなく、デザインも含め進化していくものという、積極的な姿勢がいい。「昔はよかった…」とかたくなに若い頃の武勇伝を話す人は、個人的には好きではない。常に人生はQOLを上げるべく、更新!が私のモットー。 時代とともに変化し続ける民藝の精神は、とてもシンパシーを感じる。【 展示内容で心に残ったこと 】京都の邸宅まで見に行った河井寛次郎、大原美術館で出会って心惹かれたバーナード・リーチに思いがけず触れられた 木喰上人が彫った仏像。山梨県大月市の旧家で見つけたということに、親近感。 ににぐりネクタイ、べっ甲丸眼鏡。民藝推進家たちのモダンぶり作品で特に気に入ったのは「緑黒釉掛分皿」鳥取県・牛ノ戸 1930年代 ポストカードも買った民藝とは「生活的美術」唯一、写真撮影が可能な 柳宗悦の書斎を再現。 -- source link
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